レポート第4回
ポーセラーツ倶楽部本部事務局主催 スペシャルセミナー
魅惑の光沢ラスター彩 レポート

焼成後に虹色に輝くラスター彩のスペシャルセミナーが東京と大阪で開催されました。
東京・大阪ともに連続2日間にわたるセミナーの様子をレポートします。
ラスター彩は『窯変』という陶芸最大の楽しみと偶然性が魅力の技法。焼きあがるまで、その出来上がりが予想できない難しさと楽しさが魅力です。ラスター彩や盛りは装飾的な技法でアンティークのカップ&ソーサーなどによく使われているのを見ることができます。
このセミナーはポーセラーツインストラクターのうち、ラスター彩経験者のみ参加できるワンランク上の応用編セミナーとなっていました。ラスター彩の使い方の応用が学べる内容となっており、今までとはちょっと違ったラスターの使い方や、作品作りの発想の仕方を楽しく学びました。
清水桂子さん
一級磁器絵付け技能士(国家検定)

ラスター界の第一人者である清水桂子さん。
ちょっとした工夫や技術などいろいろな知識を余すことなく伝授。


まずは絵付けの下準備。色を付けたくない場所にマスキングをします。
マスキングが終わったら、ふたものにまるめたスポンジでラスターをかわいくスポンジングしていきます。
プレートはランダムにラスターをスポンジングした後に、金油をたらして模様を作ります。
金油をたらすとラスターが溶けてにじみます。
プレートに斜めに入るラインは上絵の具でスポンジング。 『よく練った上絵の具でやさしくスポンジングしていってね。』
ふたものとプレートのマスキングをはずし、金用の盛りをしていきます。盛りは焼成後にポチポチした仕上がりとなります。
〜 1日目はこれで終了! 〜
焼きあがったのはこちら。ラスターは焼きあがるとキラキラと美しく変わります。

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〜 2日目スタート 〜
プレートの斜めのライン部分に上絵の具で濃淡をつけたスポンジング。大理石風の模様を作ります。
ふたものの中にパールのラスターを塗っていきます。細い筆でクルクル円を描くように塗るとパールの美しさがより出ます。
金彩をしていきます。焼成前の金は茶色。焼きあがると金色に輝きます。
ふたものへ色盛りを施していきます。
色盛りは焼成後も綺麗な色で焼きあがります。
ふたものはこれで作業終了!
プレートの仕上げは、一番楽しくて一番悩む作業!
焼きあがったラスターの模様を見て、何に見えるか考えます。見えてきた模様を線で描いていきます。
まずは先生のデモストレーション。みんな真剣な眼差し。
『このピンクの模様が花びらに見えるわね。絵がうまいへたは関係なく、何が見えてくるか?と見ることが大切よ』
『できない〜』と言っていたみなさんも、気がつくと夢中になっています。
出来上がりは一人一人がまったく違ったものに。 楽しかった!上手にできた!
楽しいセミナーも無事に終了。
参加者皆様お疲れ様でした!先生ありがとうございました! ポーセラーツの作品作りがまた楽しくなりました!


セミナー終了後、ラスターにはまった方も・・・ 色々な作品作りに挑戦されているそうです。
デザイン/制作:藤本冨士美さん   *カーソルを合わせるとアップ画像がご覧いただけます*